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3.要員選定

(1)候補要員キャリアシートを入手する
    システム会社にシステム開発物件を紹介して、商談が進むとシステム会社から候補となる要員が提示される。ここで候補要員のキャリアシートを、必ず速く入手することが必要である。キャリアシートの提示により、候補要員のプロフィールをBYNAMEで面談以前に十分に把握できるからである。キャリアシートのチェック項目としては、今回必要となる技術・業務の経験期間、役割、最寄駅、保有資格、等である。また、責任者に候補要員がシステム会社のプロパー社員か否かを確認する。経験期間が長く、役割もより上位で、作業場所に近く、向学心がある、そのシステム会社のプロパーである、が理想である。
(2)要員との面談を工夫する
    要員との面談は必ず行う。外注担当は受け入れる社員グループの開発リーダーに、事前にキャリアシートを渡しておく。外注担当、開発リーダーが実際に面談して採否を決定する。
    実際の面談では、
    ①キャリアシートの内容を要員が知っているかの確認、
    ②要素技術・業務経験の確認、
    ③要員が最も力を注いだ作業の具体的説明、
    ④要員が携わった役割の認識、
    ⑤勤怠服務、
    ⑥健康状態・持病
    等について聴取する。
    面談では要員にプログラムの規模、生産性、品質管理基準、 プロダクトのバージョン等具体的な数値、名称まで把握しているか確認の工夫をする。