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1.外注

(1) 外注の目的を明確にする

    一般的には、次のような外注目的があるが、中小システム会社には多くを期待せず、外注の目的を絞り込んで管理した方が成果を出しやすい。
①要員負荷への対応
システム開発業務は自社の要員計画にぴったり合うことは少なく、さらはピーク時には多くの要員が必要になる。自社員だけでは対応が困難な場合は一部を外注する。
景気変動の緩衝
自社員のみの、かつかつの配員で事業遂行していると、景気後退期には受注減により即刻自社員に空きが生じる可能性がある。その防止策として受注減も念頭に入れて、ある程度要員を上積みして計画をたて、外注する。
③原価低減
経済のグローバル化による競争激化により、自社よりも安く開発できるシステム会社に外注する。
④開発技術力の活用
自社の開発技術力が不足している場合に、開発技術力を保有するシステム会社に外注する。
⑤業務経験の活用
自社の業務経験が不足している場合に、業務経験を保有するシステム会社に外注する。